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今月紹介する本~5月~

今月紹介する本

【自己肯定感という呪縛】を読んで

キーワード:薄っぺらい自己肯定感では成長できない?

 

トップアスリートのインタビューをみればわかるように、いくら成果を出し、称賛されたところで、不安は消えず、新たな課題がつぎつぎに浮上します。そんな不安を払拭すべく自らの課題に真正面から取り組むことで、じわじわと、でも確実に自己効力感が培われ、自己肯定感が高まっていくのです。

<イチローに学ぶ自己肯定感の本質>

「こういう時に誇れるのは(4000安打の)いい結果ではない。僕の数字で言えば8000回は(凡打の)悔しい思いをしてきたし、それと常に向き合ってきた事実がある。誇れるとすればそこじゃないかなと思う」

飽くなき探究心、そして向上心の強さ。常に自分の現状を乗り越えようとするから苦しいし、不安になるわけですが、そうした苦しみや不安と向き合い、格闘することで、少しずつでも成長していけるのです。

このようなイチロー選手の言葉をみていくと、安易な自己肯定感信仰から目が覚めるのではないでしょうか。

成長の途上で大切なのは、自分の現状を乗り越えようとする姿勢であり、向上心であって、自己肯定感を追求することではありません。

失敗した自分や思うような成果が出ない自分に目を向ければ、反省すべき点ばかりが出てきて、自己嫌悪に陥るかもしれません。それを避けるために、目を背けたくもなるでしょう。

ただし、ここで覚えておきたいのは、反省している自分は反省されている自分をすでに超えているということです。

失敗を直視できない自分は失敗した自分を超えられずにいますが、失敗を直視し反省する自分は失敗した自分をすでに超えているのです。

それによって至らない点が修正されることで、人は成長していきます。そのような姿勢こそが真の自己肯定感を育んでいくのです。

著者:自己肯定感という呪縛 編著:榎本博明

 

 今回紹介する本は、榎本博明氏の自己肯定感という呪縛(青春新書)」です。

最近、教育や療育、介護分野やビジネス研修でもこの自己肯定感を高めようという内容が多いように感じます。もちろん、間違っていないと思います。

しかし、実際に「褒めて」「伸ばす」というやり方に疑問を感じることがありました。この本は、自分の中でそのモヤモヤした部分を綺麗に払拭してくれた本だと感じたので紹介させていただきます。

 無理に自分を肯定し自信たっぷりにみせる必要などないこと、自己肯定感というのは、あくまでも日常の生活の中で自然に高まっていくものであって、無理やり高めようとするようなものではないこと。何かに没頭することで、いつの間にか高まっている、そんな感じです。

そのためには、まずもって目の前のことに集中すること。勉強でも、仕事でも、趣味でも、何かに没頭し、少しずつでも力をつけていくことが大切だと感じました。

スタッフに皆さんに、これからの支援のあり方や人材育成について考えていただくきっかけになればと思い、この本を紹介させていただきました。

 

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