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今月紹介する本~2月~

今月紹介する本

【福祉施設経営のススメ】を読んで

キーワード:シナジー効果

 

『福祉業界は慢性的な人手不足の状態ですが、意外にも福祉の仕事に関心のある若者は少なくありません。しかし、「やってみたいけれども、毎日はやれない」という思いが強いようです。わが社が現在計画している障がい福祉事業には、福祉関係の資格をもたない人でも働けるポジションがたくさんあります。会社本体の人員をシェアすることで、両面の人材不足をカバーすることができます。例えば週3日は、本体の営業や事務、残り2日はグループホーム勤務などフレキシブルな体制を取ることも可能になります。営業や福祉関係は、離職率の高い職種ですが、職種を分散させることで社員を定着させる効果が期待できるのではないかと思います。特に営業人員においては、自分自身が障がい者グループホームで働くことは、その実体験が反映され説得力のある話ができるようになることに加え、キャリアの早い段階からさまざまな経験を積むいい機会となります。この事業が軌道に乗って施設数を増やしていくことができれば、その分だけ施設長のポストがつくれます。若手社員が管理者となることで、早期から経営的な視点をもつ経験ができるため、経営幹部育成にも寄与するはずです。』

著者:福祉施設経営のススメ 編著:岩崎弥一より引用 

 

 今回紹介する本は、岩崎弥一氏の「福祉施設経営のススメ(株式会社幻冬舎)」です。

 現在、私たちの法人は、小さな規模で運営を行っています。細やかなケアが出来、機動力を活かせるという点はメリットだと思います。でも、これからの時代の運営を考えていくと、この小さい規模でやっている限り、利益を出すことが難しいと感じています。社会的意義のある事業として成立するためにも利益を出していくことはマストな条件です。入居者にとっても、そこで働く人にとっても、そして経営者側にとっても「しっかり利益を出す」ということは、「三方よし」になります。

 そのためにも、事業として成立するようある程度の規模や多機能型、サービス内容の見直しなど様々なテクノロジーを活用し、今までとは違う発想や創意工夫が必要だと思っています。

 スタッフの皆さんに、これからの支援のあり方について考えていただくきっかけになればと思い、この本を紹介させていただきました。

 

PS:11年目に突入するわい×2。みんなで、変化しよう!

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